葛で断食の効果が上げられる?葛湯で断食を成功させるやり方

疲れた胃腸を癒したいときに、断食を試してみる人が増えています。

断食といっても、全く何も食べないのはかえって体の負担になります。

断食中には、体に優しい葛がおすすめです。

昔から日本で親しまれている葛。

断食に葛を取り入れることで様々な効果も期待できます。

葛を使った断食の効果とやり方をご紹介いたします。

断食の効果

48時間から72時間の絶食をすると、ヒトの体は食べ物の供給が無くなったと判断して、体に蓄積していた栄養を消費するという能力を持っているそうです。

また、断食によって消化に使われていたエネルギーが細胞の修復に使われるようになり、自己治癒能力が高まります。

断食によって、胃腸が休まり肌の調子が良くなる効果も期待できます。

葛を断食に取り入れる

葛は身近にある食材です。

手軽に取り入れるなら葛湯がおすすめです。

断食中のデリケートな胃腸にも負担がかかりません。

温かい葛湯はとろみと甘みがあるのでゆっくり飲むと満足感があり、空腹感を和らげてくれます。

葛湯とは

葛粉から作ったとろみのあるあたたかい飲み物。
葛粉を水で溶いて甘みを加え、加熱して練ったとろみが出て透明になったもの。

スーパーやドラッグストアで葛粉は手に入ります。

葛湯として販売されているものは、飲みたいときにすぐに飲めるのが魅力。

しかし、飲みやすくするために砂糖が多く添加されているの場合があるのでカロリーには注意が必要です。

葛の効果

葛の根は風邪のひきはじめの薬「葛根湯」の主成分です。

解熱鎮痛の効果や、筋肉のこわばりにも効果があります。

その葛から作った葛湯はとろみがあり、冷めにくく体を温めてくれます。

「イソフラボン」を豊富に含んでいるので、血行を良くして代謝機能をアップさせる作用もあります。

血行が良くなるので冷え性も改善されますし、肌の調子も良くなります。

また葛湯の「でんぷん」は消化吸収が良く、整腸作用も期待できるのです。

葛を使った断食のやり方

基本的に葛湯、葛練りを食事に置き換えるというやり方です。

三日間を目安に行います。

葛湯や葛練りはしょうゆや塩など、少量の調味料で味付けをして飽きないようにしても良いです。

黒蜜やメープルシロップなどで甘みをつけてもおいしくいただけますね。

二日目くらいになると、味覚が敏感になり味付けが必要なくなるかもしれません。

無理のないように楽しんで続けて下さい。

断食中はカフェインフリーのお茶や白湯をしっかりとるようにします。

ヨガや散歩などをして適度に体を動かしながら、ゆったりと過ごせる日を選びましょう。

断食後で大切なのは回復食です。

おかゆなど、消化の良いものから始めて段々と普段の食事に戻していきます。

完全に葛だけの食事にするのではなく、一日の食事のどれかを葛湯に置き換える方法もあります。

朝食や間食の代わりに葛湯を飲むことで、摂取カロリーが抑えられてダイエットの効果もあります。

食事を葛湯に置き換えることで胃腸がやすまり、イソフラボンの効果で血行が良くなって冷え性が改善されます。

葛湯を食前に飲むだけでも、食べすぎを防いでくれますし体が温まります。

身近にある葛粉なので、自分のペースで無理なく取り入れていく事ができます。

まとめ 

断食というとハードルが高いイメージがありますが、葛湯をとり入れることで試しやすくなりそうですね。

私たちの日常はたくさんの食べ物にあふれていて、胃腸は疲れやすくなっています。

疲れた胃腸を休ませてあげるため、葛湯を使って断食してみるのもおすすめです。

胃腸を休ませるだけでなく、女性にとって冷え性の改善や美肌にも効果が期待できるのは魅力的ですね。

葛粉はスーパーやドラッグストアで手軽に手に入りますし、三日間の葛湯断食セットもネットなどで販売されています。

無理なく楽しみながら葛を使った断食をして、健康的に毎日を過ごしたいですね。

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